一人旅と車中泊が相性がいい理由を考察。車中泊歴15年の私の意見
一人旅、車中泊というと危なくないのとか、ちゃんと寝れる?寂しくないのかという意見をよく聞きます。今回は私経験を交えながら、一人旅と車中泊の良さとともに注意点についてお話ししたいと思います。
目次
一人旅と車中泊相性がいい理由を考察。車中泊歴15年の私の意見
- 一人での車中泊旅は思いたてばいつでも出かけられるのが魅力!
- 一人だと自分の好きなことだけに集中できる。
- 一人で車だと時間調整が格段に簡単。
- 車中泊は宿の心配がない。
- 一人の車中泊は車を選ばない。
- 車旅では道の駅をフル活用。
- 泊まる場所はチョットした工夫で安全と快眠性がアップ。
一人での車中泊旅は思いたてばいつでも出かけられるのが魅力!
一人だと人の予定に合わせる必要がないのでいつでも好きな時に出かけられます。さらに車中泊だと事前の宿の予約も不要です。休みが取れたから今から出かけようができる。のが一人で車中泊の最大の魅力です。ですから、旅行回数を増やすことができます。
一人だと自分の好きなことだけに集中できる。
ほかの人に合わせる必要がないので自分の好きなことだけをできる。ツアーの旅と違って興味のないことはすべてカットできるのも一人旅の魅力です。逆を言えば自分のやりたいこと旅の目的をハッキリさせておかないと退屈な旅になってしまうかもしれません。一人旅では旅の目的その旅でやりたいことを決めておくことが旅を充実させるカギです。過去に私がよくしたのは漁港を巡って新鮮な海鮮を頂く旅とかB級グルメと温泉を巡る旅とかお城と世界遺産を巡る旅、半島一周旅とか旅行に自分なりのテーマを設けて行うと一人でも退屈しません。加えて旅行中にできる趣味を持つと旅の質がぐっと高まります。私の場合バードウォッチングでした。おかげで入場料の要らないとこに行く機会が増え節約になる共に季節の移ろいをより強く感じる事ができ、一期一会や一歩一景の言葉の意味をかみしめる機会が増えました。
一人で車だと時間管理が格段に簡単。
自家用車だと乗車時間にとらわれないので、時間管理が公共機関を利用した旅行より格段に楽です。ただし渋滞は時間が読めなくなるのでそれを避ける工夫は必要です。具体的には渋滞予測などからコース設定や旅行期間などを選ぶ必要はあります。とわいえ時間に縛られない旅ができます。
車中泊は宿の心配がない
車に泊まるのだから当然ですが車中泊は宿心配がありせん。何処でもいいわけではありませんが好きな場所に泊まることができます。例えば釣りをするなら釣り場のすぐ横を宿にすることも出来ますし、登山をするなら登り口の駐車場を宿にすることも出来ます。ですから、趣味ややりたいことを思う存分楽しむことができます。ただ車中泊で困るのはトイレです。なので車中泊はトイレのある駐車場というのが条件になると思います。(ポータブルトイレなどを持っていれば別ですが)あと防犯の問題もありますがそれは後ほどお話しします。
一人の車中泊は車を選ばない。
一人で車中泊するなら車はどんなものでもできるというのが私の経験的見解です。もちろんより車中泊に向いた車というのはありますがツーシーターのオープンカーでもない限り一人だけなら寝れます。私は以前日産のマーチで一週間ほど車中泊をしたことがあります。それでも体が痛くなることはありませんでした。
それでもあえて車中泊向きの車を上げるなら軽自動車のワンボックス型
それでもあえて車中泊向きの車をあげるなら、軽自動車のワンボックス型(スズキのエブリイやダイハツのアトレーなど)をお勧めします。
メリット
- 荷室長が180㎝ほどあり、縦向きにまっすぐ寝られる
- 軽自動車なのでほとんどの駐車場に止められる
- 高速料金が普通車より安い
- 狭い道に入れる。小回りが利く。
- 目立たない。
1についてはこれができる車は本当に便利です。どんなシートアレンジで寝るかにもよりますが、ほとんど人がフルフラットで寝るよりもセカンドシートを格納して荷室にクッションをひいて寝る方法をとられています。私もこうしています。縦向きに真っすぐ寝られると横に荷物を置けるので楽です。
5については所によってはあまり車中泊してますよって大ぴっらにしない方がいい場合もあります。例えば、車中泊可能場所の隣に民家があるような場合です。そういうところでは、一部の非常識な車中泊者のために車中泊者全員が地域住民の方に嫌われてしまってます。なので一泊するのか仮眠してるのか見た目に解らない軽のワンボックスは地域の方の感情を逆なでしにくいと思います。なによりも、ルールを守った車中泊を楽しみましょう。
デメリット
- パワー不足
- 横風に弱い
- 見た目が営業車
軽のワンボックスはベットや部屋としては非常に優れていますが、走行性能はやはりほかの車より劣ってしまいます。特に横風には弱く注意が必要です。あと好みにもよりますが見た目が・・・・ですね。
車旅では道の駅をフル活用。
道の駅(みちのえき)は、日本の各地方自治体と道路管理者が連携して設置し、国土交通省(制度開始時は建設省)により登録された、商業施設や休憩・宿泊施設[1]、地域振興施設等が一体となった道路施設である。1991年(平成3年)に実験的に始まり、1993年(平成5年)に正式登録された(後述)。道路利用者のための「休憩機能」、道路利用者や地域の人々のための「情報発信機能」、道の駅を核としてその地域の町同士が連携する「地域の連携機能」という3つの機能を併せ持ち、2022年(令和4年)2月9日付時点の全国登録数は、1,194箇所ある[2]。
Wikipediaの道の駅より
上記ある通り道の駅は基本的に休憩施設であって宿泊施設ではないので、すべての道の駅で車中泊ができるわけではないです。しかし、車中泊を歓迎している道の駅もあります。道の駅の中には温泉施設の併設されてるとこやキャンプ場の併設されているところなどもあります。たいていの道の駅でご当地グルメがリーズナブルな価格で頂けます。加えてトイレが二十四時間使えるので助かります。それに道駅は通り沿いにあるので比較的安全です。次に道の駅はその地域の新鮮な情報を得ることができます。その地域にある施設などは「るるぶ」などからあらかじめ知ることができますが、そこで行われるイベントなどの情報は「るるぶ」からは得られない場合が多いので道の駅ではそうしたイベント情報を得られます。あと道の駅では車中泊しているのは自分だけではないので心強いです。
泊まる場所はチョットした工夫で安全と快眠性がアップ。
車中泊の場所としては道の駅が多く場合最適です。加えてオートキャンプ場やRVパークの利用なども安全性を確保しやすいです。市民体育館や観光施設の駐車場は夜間街灯が消灯して真っ暗になるので注意が必要です。トイレの近くは人の出入りがあるので結構気になります。また駐車場の入り口付近は入ってくる車のライトがまぶしいです。逆に出口付近はライトを弱めて走行してくれるので意外とよく寝られます。
次に暑さ寒さ対策ですが、暑さ対策は標高を上げるのが一番効果があります。100m上がれば0.6℃下がるので標高1000mなら海辺と比較して6℃ほど低いことになります。これにべとつかない速乾素材の衣服でかなり快適性は上がります。窓も透かしたいところですが、虫が入ってくるのでお勧めしません。代わりに保冷剤やひんやりシートをおすすめです。車内用の扇風機なども使ったことがありますが私は結構音が気になったので静粛性は確認された方がいいかもです。
こんどは寒さ対策はというとまず、服装を工夫しましょう。基本重ね着をするといいです。ダウンジャケットを一枚着るより薄めのセーターやベストを2~3枚着たほうが暖かい場合が多いです。首回りにマフラーなどを巻いて寝るのもおすすめです。あと湯たんぽの利用です。耐熱タイプのペットボトル(コンビニとかで売られているキャップのオレンジのもの)にお湯を入れもいいです。ただし低温火傷には注意してくださいね。少し難易度は上がりますが食事で体を温める方法もあります。体を温める食材を体を温める方法で食べるということです。例えば魚よりも肉のほうが体が温まります。それからショウガやニンニク、ねぎなども体を温めるので夕食のときに食べるようにするとかです。
最後に遮光についてですが、私はあまり気にならないのでほとんど対策していないのですが、サンシェードとかアイマスクぐらいです。気になる方はカーテンとかいいと思いますが、黒のごみ袋を車のガラスにはっている方を見たことがあります。見た目を気にしなければ安上がりで効果の高い方法だと思います。
まとめ
一人での車中泊旅の魅力を一言で言えば自由です。いつ行くのかどのくらいの間行くのかどこに行くのか。何をしに行くのかそのすべてが自由に決められるそれが一人車中泊旅です。当然ながら自由には責任も伴います。その旅が楽しくなるか退屈なものになるかも自分次第です。旅を楽しくする秘訣は計画と準備にあります。むしろ計画と準備段階から旅は始まります。車中泊は確かに始める前は不安が多いですけど慣れればその自由さにきっと感動します!